2008年10月29日水曜日

イリジウムプラグ


というわけで、バイクの話題である。

アイドリングの不調を受けて、色々と調整をしていたわけであるが、吸気系ばかりが悪いかどうかもわからないので、プラグを交換してみることにした。

で、どうせならいいものを奢ろうとイリジウムプラグにした次第である。古いプラグをはずしてみると、外側に錆は浮いているし、先端はきれいに焼けておらずグレーである。これではキャブばかり調整していてもどうしようもないかもしれない。で、早速交換してみた。

すると、早朝寒い時間にもかかわらず、チョークを引かなくても一応エンジンがかかった。ちょっとびっくりである。しかし、すぐに止まるため、結局チョークを引いてエンジンをかけ直した。しばらくして回転があがりかけたのでチョークを戻しても回転数は低いながらアイドリングは安定している。明らかにエンジンの様子が違うのである。

走り始めてみると、中低速の粘りが増し、わずかだがトルクが向上しているのがわかる。たかだか125ccで体感できるほどトルクが向上しているのである。坂道でも、今までより一段とまではいかないがやや高いギアで粘ってくれる。同じような走りをしていてもアクセルの開度がやや少なくても済んでいる印象である。

前のプラグが良くなかったということもあろうが、それにしてもこれほど変わるとは思っていなかった。まぁ、これがCBX125カスタムの本来の姿で、イリジウムでなくても新品プラグならこの程度の改善は見られた可能性もあるが、それにしても、これほど変わるのならもっと早く交換しておけば良かったと思った次第。

あとは、このプラグでならもう少しアイドリングを下げられる可能性もあるので、またこの週末にでも再調整に挑戦してみたいと思っている。ついでに、遊びが少なすぎるクラッチの調整にも手を付ける予定である。

2008年10月12日日曜日

まだ安定しないアイドリング


さて、昨日調整してみたアイドリングであるが、今朝(12日)ちょっとした用事があったのでバイクに乗ってみることにした。

それで、チョークを引いてエンジンをかけてみると普通にかかる。エンジンの回転があがってきたのでチョークを戻すとやや不安定ながら1000回転前後でアイドリングしている。走り出してみると普通に走るのだが、交差点を曲がる時にエンジンブレーキを利かせたあとシフトダウンしようとクラッチを切るとエンジンが止まってしまった。
アイドリングを絞りすぎたか?

5分くらい走ってみても症状は改善されず、仕方がないので家に帰ってから少しだけアイドリング調整ネジをいじって1500回転前後まであげてみた。すると、止まらなくなったが・・。

あとは、もう少し長い距離を走ってみてからどのくらいアイドリングの回転数が上がるのか確かめてみないといけないだろう。これで安定してくれたらいいのだが。

2008年10月11日土曜日

とりあえず調整してみた


エンジンが暖まるとアイドリングが異常に高くなる症状に悩まされていたCBX125カスタムだが、とりあえず暖まった状態でアイドリング調整ネジを締め込み、アイドリングを低く抑えてみた。

すると、暖まっている状態では1500~2000回転で安定するようになった。とりあえず出かけてみて、買い物を済ませてからエンジンをかけ直してみたが、一発でかかるし、きちんとアイドリングも安定している。買い物そのものは30分程度で済ませているので、エンジンは冷え切ってはいない。このため、本当にこれで良いのかどうかよくわからない。

とにかく、明日の朝まで待って(そんなに待たなくても良いと思うが、なかなか暇がないため)、もう一度始動に問題はないか、アイドリングは大丈夫か確かめてみるつもりである。

ここで、ひとつの仮説を考えてみた。このCBXは年式の割に走行は少ない。ということは、自分が入手するまでしばらく放置されており、そのために部品の各部の動きが悪くなっており、その状態で前のオーナー(ショップ)はアイドリングを調整したため、高めの設定でなければ頻繁にエンジンが止まってしまっていたのではないか。

それをここのところ、頻繁に乗るようになったため各部の動きが良くなり、マフラーの抜けなども改善されたためにアイドリングがあがりすぎてしまうようになったというわけだ。

これはあくまで仮説に過ぎないが、このままアイドリングが安定するのであれば、当たっていると言っていいのではないかと思っている。

2008年10月7日火曜日

アイドリング不調


今朝、今日はバイクで通勤してやろうとCBXを引っ張り出してエンジンをかけ、暖気しながら出かける準備をしていた。チョークを引いてエンジンをかけ、ある程度回転数が上がってきたためチョークを戻し、いったん玄関に入って上着を着たり、ヘルメットを着用したりしていた。外に出ると、エンジンが止まっていたため、再びチョークを引き、エンジンをかけるとタコメーターは3000回転を指している。あわててチョークを戻すと1500回転くらいで安定したのでグローブをはめ、デイバッグを担いでCBXにまたがった。

いったん発進し、ギアチェンジのためクラッチを切ると、なんとアイドリングが5000回転近くから下がらない。クラッチをつなぎ、しばらく走ってアクセルを戻してもエンジンブレーキがまったく利かない。かえって加速しているかのように感じるのだ。これはまずい、とバイクを止めると、やはりアイドリングは5000回転近い。仕方なくCBXを急いで片付け、車に乗り換えて出勤した。

ちょっと前から、アイドリングの回転数が高すぎておかしいなと思っていたが、今日のこれはちょっと危ない。近々、ネットで集めた情報を元に自分で調整してみようと思っていたのだが、やはりバイク屋に持っていくべきか。しかし、そのバイク屋までの道のりが不安である。

ある程度自分で調整して、許容範囲に収まったらバイク屋に持っていくしかないか?でも、土曜日くらいまではなかなか時間が取れないので、今週中はそういう不安な日々をすごさねばならないのか・・。とりあえず、調整できるまでは乗るのを控えた方が良さそうだ。

2008年10月3日金曜日

CBX125カスタム 燃費第一弾


堅い話が2題続いたので(※)、バイクの話をひとつ入れておきたい。

CBX125カスタムであるが、昨日入院先のホンダドリームから帰ってきて、今日が2度目の給油だった。燃料計はエンプティではなくリザーバーと書かれたところを指し、トリップメーターは335.7kmを示している。タンクに隙間ができないよう、センタースタンドを立て、ゆっくりと給油した。

給油口ぎりぎりまでレギュラーガソリンを入れると・・・7.52リットル。ということは、335.7÷7.52=44.6km/l !

前車アヴェニスがおおよそ30km/lであったから、約1.5倍の燃費である。今回走行条件が良かったのか悪かったのかよく分からないので、これがたまたま出た燃費なのか、このくらいが普通なのかまだ何とも言えないが、極端に落ちることはないだろう。さすがホンダエンジンである。侮れん・・・。

※このブログはほかからの引っ越しで、こちらにはその堅い話は持ってきていないが、本文はそのままとした。

2008年9月27日土曜日

前車 アヴェニスについて


さて、一応前の愛車であるアヴェニスについても触れておかなくてはならないだろう。

主要諸元については、探したのだが見つからなかったので、次善策として次のページを紹介しておくので、こちらを参照頂きたい。
これを見ると、最高出力は14馬力となっており、自分のCBX125カスタムが最後期型であれば13馬力なのでこちらの方がパワーがあることになる。いずれにしても、スクーターとしては高回転、高出力のエンジンであり、比較的大柄のボディには必要なパワーであったと思う。

原付二種のスクーターとしては大柄なボディのため、直進安定性は非常に良好である。ただ、そのためか、逆に12インチタイヤの割りには曲がりにくい。また、バンク角が浅く、ちょっと気合いを入れてコーナーリングすると簡単にセンタースタンドが接地してしまうため、ワインディングはやや苦手である。

しかし、ボディに合わせてシートも大柄で直進安定性も良いため、比較的長距離でも疲れにくい。シート形状が自分には合ってなかったため、お尻は痛くなりやすかったがそれも車格を考えれば十分許容範囲内であった。

自動遠心クラッチ+無段変速Vベルトのため速度をいったんゆるめた後の再加速はややかったるいものの、スタートダッシュはなかなかで、信号ダッシュでフルスロットルにすると、普通の発進をしている自動車ならあっという間にバックミラーに追いやることができる。幹線道路の自動車の流れにも余裕で乗ることができ、不安感もない。エンジンについては走っていればほぼ文句はないが、十分に暖まった後でも信号待ちでアイドリングが止まることがあり、また始動性も良くないので、そのあたりはキャブが神経質な性質のものなのだろうと思う。

シート下トランクは大容量を謳っていた割りにはLサイズのフルフェイスヘルメットを入れるとあまり余裕はない。お買い物バイクに使うには、ステップもフラットではないし、ヘルメットホルダーも使いにくい形状だったため、リアボックスは必須だと思う。ただ、リアキャリアも特殊な形状だったので、リアボックスはつけにくかったが・・・。

最後に、サスペンションだが、フロントはストロークが足りず、歩道の段差でも底付きするのか、かなり強いショックを感じた。また、段差の大きい歩道の場合、やはりセンタースタンドを擦ることがあり、時々ドキッとさせられた。ちなみに、筆者の体重は67~68kgである。また、身長は171㎝だが、足が短いせいか両足をつくときはかかとまではつかず、足つきはあまり良くなかった。

とまぁ、どちらかというと文句を多くつけてしまったが、大きすぎず小さすぎないボディサイズ、このクラスでは比較対象がない程良くできたスタイルなど美点も多いバイクだった。これより大きければすり抜けに気を遣うし、小さければ50ccとあまり変わらなくなってしまう、まさに自分にジャストサイズだった。

気に入っていたし、もっと長く乗るつもりでいたので、つい最近ウエイトローラー、ドライブベルト、クラッチシューを交換したばかりなのだがオークションでCBXを落札してしまったために手放さざるを得なかったのが残念である。


CBX125カスタムは、アヴェニス以上に気に入っているが、やっぱり便利に乗るならスクーターだな、と自分勝手なことをつい考えてしまうこの頃である。

2008年9月23日火曜日

フロントフォークからオイル漏れ


こないだ届いたばかりのCBX125カスタムであるが、早くも入院と相成った。

フロントフォークを詳細に観察してみると、オイル漏れが起きていることが判明。このまま乗っていてもフォーク自体はしばらくなら大丈夫なようだが、右のフォークから漏れているため、フロントブレーキのディスクがオイルで汚れている。

これでは、制動に影響しかねない。と言うか、しているはずである。なので、修理に出すことになった。ディスクだけこまめに拭く、と言う手もあるが、フォークオイルを交換するだけで乗り心地にも影響するようなので、長距離を安心して走れるようにするためにもこの際修理しておくことにしたのだ。

で、香川県で唯一のホンダドリームに持ち込み、見積もりを依頼すると・・・1万9千円近くかかるという。しかし、安全には変えられない。自分で直す技術もない。なので、部品を発注し、今はホンダドリームからの連絡待ちである。今、小遣いでは負担できないので嫁さんから借り、ボーナスから返す予定である。

ボーナスでは、シートの張り替えもしたいところなのだが、さて、どうしたものか?

CBX125カスタム まずは概要とインプレッション


さて、我が家に19年ぶりとなるマニュアルミッションバイクであるCBX125カスタムがやってきた。ホンダのHPにある愛車自慢には16年ぶりと書いて投稿したのだが、16年ぶりはバイクそのものであった。CBXが来る前に乗っていたアヴェニスが16年ぶりのバイク復帰であり(笑)、アヴェニスに2年半ほど乗ったあとマニュアルミッションバイクを19年ぶりに乗ることになった、という訳だ。

で、まずはCBX125カスタムの概要である。主要諸元等についてはこちらを参照頂きたい。たぶん、私のCBXはこの型だと思うのだが、何せ原付2種なので正式な年式が分からない。そのうち、車台番号でホンダに問い合わせてみようと思っているのだが、ぐうたらものの私のこと、いつになることやら。
で、乗ってみた感じとしては、小さいながら4スト単気筒の味はしっかりあると思う。少々高めのギアを選んでもドコドコッと鼓動感を感じさせながらトルクが立ち上がり、しっかり加速していく。もちろん排気量なりのトルク感しかないわけではあるが、ここら辺が同じ4スト単気筒125ccでもVベルト無段変速の前車アヴェニスとは違うところである。
そういった低速トルクを感じさせながらも高回転まで一気に回り、アクセルを思い切りあおるとレブリミットの1万1千回転までは軽々と達する。さすが、ホンダエンジンの面目躍如と言った趣である。

ただし、それだけ回さないとはっきり言って遅い(笑)。坂道には非常に弱い。また、同じエンジンを積むCBX125Fに比べ、トップギアのギア比が高く、Fの6段に対しカスタムは5段のためよりワイドレシオである。この辺がややスポーツ走行には不満な点で、Fに対してカスタムはよりクルージング向けのセッティングといえるだろう。
乗り心地は非常にいい。まず、これは色々な人が言っていることだが、シートのボリュームが結構あり、クッションも柔らかく、お尻が痛くなりにくい。また、アメリカンスタイルのためシートの段差が大きく、腰をきちんと支えてくれるため長距離でも楽そうである。

サスペンションもストロークが大きく、ブレーキ時のフロントのダイブは大きいような気がするが、けして不快なことはなく、しっかり受け止めてくれる。段差を乗り越える時のダンピングもいい感じで、たぶん疲れにくいと思う。しかし、これは実際長距離を走ってみないと分からないので、いずれ再度感想をアップしてみたい。

ライディングポジションはそのアメリカンスタイルから想像するより普通である。外見からすると、もっと足を投げ出したポジションを思い描きがちであるが、ビジネスバイク風とも言えるステップ位置だと思う。それにアメリカンのドロップハンドル(?)を組み合わせているので、何とも言えないポジションになっている。しかし、慣れてくるとそれも気にならなくなってきたのだが・・・。足を投げ出すと言えば、前車アヴェニスがステップの前方に足をおくと投げ出したような格好になり、そちらの方がよりアメリカンっぽかったように思える(笑)。

いずれにせよ、バイクに乗りたい、いじりたい、ツーリングに行きたい、そういう気分を強くもたせるバイクである。マニュアルミッションであるということ以外に、このバイクには何かがあるように思える。アヴェニスはスクーターであったため、便利さ、手軽さではCBX125カスタムをはっきり上回っていたし、エンジンは高回転型の結構パワーのある良いバイクだったが、これほどまで自分の気持ちをかき立てるものではなかった。

アヴェニスを手元に置いておいたままCBX125カスタムを迎え入れることができれば、さらに充実したバイクライフになったと思うが、住宅事情とお小遣いがそれを許してくれなかった(爆)。アヴェニスは広島の人の元へお嫁に行ってしまったが、新しくCBX125カスタムというパートナーを得て、これからより自分の時間を充実していきたい。